躁鬱と歩むブログ

このブロクは躁鬱(双極性障害2型)・ADHDを持つ私が、今までの出来事、病気の様子、治療について書き綴ります。
病気を良くしたい方、病気について興味のある方の助けになれたら、幸いです。
役に立つ記事を中心に書き、多くの人に広めたいので、リブログなどよろしくお願いします。

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躁転エピソード

躁転の何が悪いかについてはhttp://agtyoro.muragon.com/entry/12.html


で紹介しました。


今回は、僕自信の躁転エピソードについて語ります。


躁転の本当に怖い所は2つあります。


病識が無くなる。


病識とは、自分が病気だと認識することです。


自分が病気と自覚できなくなってしまいます。


それゆえ、お薬を飲むことを自ら止めてしまい、病気がどんどん進みます。


行動が激しくなす。


僕の場合は、急に世界一周に行くと言い出し、120万もの旅行費を使おうとしました。


キャンセル量に60万もかかりました。


また、お酒の席で、友達を無理やり遊びに誘おうとして、断られ・・・


意地になって、罵倒したり、脅したりして、友達を3人も同時に失いました。


躁転すると、判断能力が無くなり、なんでもできてしまうと勘違いしてしまいます。


それ故、自分中心の行動になり、度が過ぎてしまい、大切なもの(友情・金)を壊してしまったり、失ってしまったりして、取り返しがつかない事になります。


大まかなエピソードをここに書きましたが、他にも沢山の人に迷惑を掛けてしまいました。


一度躁転すると、止めるのに安定剤が沢山必要になります。


僕の場合は、躁転して、疲れきったところに、ジプレキサという薬を処方してもらい、止めることができました。


その後、躁転してしまった事を深く反省し、自らの行動、傾向、予兆などを見直しました。


2度目の躁転時は、本当の最初の段階だったため、お医者さんに相談し、抗うつ剤を止めてもらうだけで、止まりました。



本当に、躁転し躁状態になってしまうと、多くの人に迷惑を掛け、大切なものを失います。


躁転しはじめたと、自分で感じた場合、「知り合いに様子がおかしいよ」と言われた場合は、なるべく早く、お医者さんに相談しましょう。